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趣向を変えて

このサイトをオープンしてからブログにWebのことしか書いてなかったので、最初に宣言した通りたまには音楽のことでも書いてみようと思います。
初めに言っておきますが、いつも以上にマニアックなネタだと思うので音楽や楽器などに興味がない方はこの先読まなくて良いかと思います。

写真はSENNHEISER(ゼンハイザー)というメーカーの「MD421MK2」というマイク。
マイクは大きく分けるとダイナミックマイク(カラオケなんかに置いてあるマイク)とコンデンサーマイク(ミュージシャンのレコーディング風景などで見る上からぶら下がってるようなマイク)があるのですが、これは前者のダイナミックマイク。

ダイナミックとコンデンサーは何が違うのかと言いますと、簡単に言うとコンデンサーの方がより感度が高く小さな音まで録音できるということでしょうか。
こんな書き方するとダイナミックの方が性能悪いと勘違いされそうですが、何を録音するかによってより適したマイクがあるということです。

エレキギターやベースなどのアンプから出る大きな音を録音するにはダイナミック、ボーカルやアコースティックギターなどの音量の小さな生楽器にはコンデンサーっていうのが基本的な使い方だと思いますが、もちろん絶対にそうでなくてはならないということではありません。

実際私はMD421MK2を生楽器の録音に使用しています。
コンデンサーは遮音防音がされていない自宅などで録音するには感度が良過ぎるんです。
どのくらいかと言いますと、例えば室内なのに外の車が通った音まで拾ったり、自分が動いた時のゴソゴソいう音まで拾っちゃいます。
その点ダイナミックは良くも悪くもコンデンサーに比べて感度が低いので、上記のような小さな音までは録音されないし自宅録音では逆に使い勝手が良かったりします。

このMD421MK2、五段階のローカットスイッチ(音の低域部分をカットしてくれるスイッチ)があるのですがこれがなかなか便利で、これを使えば音色を変えるのにイコライザーをいじらなくても良いかも?って思うくらいです。
最近はPCのおかげで音の加工が簡単にできるようになりましたが、私は基本的に楽器から出てる音、自分が聴いてる音をそのまま録りたいタイプなので録音後にPCでの加工はあまりしません。
なので出来るだけ録音する時に納得のいく音で録りたいのですが、これがまた一筋縄ではいかないんです。

ギター1つにしても他のギターの方が良いのか、アンプとの組み合わせなのか、それとも違うマイクが良いのか、機材の組み合わせが何通りもあるので思った音で録音するというのは実は非常に難しかったりします。

美術も音楽もこれ!という正解があるものではない非常に難しい世界です。
だからこそ追求する楽しみもあるかとは思いますが・・・
本日は大変マニアックなネタにお付き合いいただきありがとうございました。

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