すっかり春らしい天気になってきた長岡より。
て、気付けばもう3月！先週のブログ更新忘れてました！！！
早く過ぎてほしいと思う時はいつまで経っても一日が終わらないし、時間に追われてる時はあっという間に一日が終わってしまいます。
時間というのは恐ろしいものです。
そんなとき頭の中にあるものがポン！と形にできるような魔法があればいいのにと思うんだけど、当然そうは問屋が卸さないわけで、そうすると考えるのは「仕事の効率化」
誰でもスムーズに仕事を進めたいと思うわけで、でも思ったように進められないというのを誰もが経験してると思います。
でも効率良く進めることだけが本当に良いことなのでしょうか？
自分で言うのも何ですが、自分はわりと要領良くやれる方だと思っています。
でもちょっとはみ出した部分、いわゆる「無駄なこと」っていうのも大事だと思ってるとこがあります。
こと、アートやデザインに関しては、この「無駄」だと思われることが突破口になったりすることがありますから。
一見無駄なことのように思えることも、結果として「無駄ではなかった」ということもあるってことです。
例えば、打ち合わせなんかは時間を決めてきっちり話を進めることで効率化できる部分もありますが、人間関係をスムーズにするにはちょっとした「無駄話」も大事だったりしますよね。
僕が思うにこのちょっとはみ出した部分に、かわいさだったり、愛おしいさ、その人らしさを感じるんじゃないかなーと思うんです。
以前僕がまだ会社勤めしてた頃に知人のデザイナーに「金額によってデザインって変わる？」って質問したことがあったんですが、彼は「金額によって出し惜しみしたりはしない」と答えました。
考えてみれば当然です。この仕事は○○○○円だからここまでのクオリティ、なんて明確な線引きできるわけないですよね。
デザインって難儀な仕事だな〜と思ったのは言うまでもありません(笑)が、効率化できないからこそ無駄なものを産み出しながら作れるモノがあるんだろうな〜と思いました。
こんなご時世だし、誰もが余裕を持って生きてるわけではないけど、ちょっとした「無駄」を楽しめるくらいの余裕を持って生きれたらいいな〜と思う今日この頃でした。
