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数字にすることは良いことなのか?

最近の楽しみは毎週火曜の深夜。
深夜アニメ放送枠「ノイタミナ」で放送中の「PSYCHO-PASS」というアニメにハマってます。
あ、始めに言っておきます。今回はウェブとはあんま関係ないです。

人間のあらゆる心理状態や性格傾向を計測する値、通称「PSYCHO-PASS」(サイコパス)が導入されて間もない未来世界(西暦2112年)。
大衆は、有害なストレスから解放された「理想的な人生」を送るため、その数値を指標として生きていた。
その中でも、犯罪に関しての数値は「犯罪係数」として計測されており、たとえ罪を犯していない者でも、規定値を超えれば「潜在犯」として裁かれていた。
この物語は、そのような監視社会のある都市で治安維持のために働く、公安局刑事課一係所属メンバーたちの活動と葛藤を描く。

wikipediaより

心理や性格が数値化された社会

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、PSYCHO-PASSのおおまかな世界観はこんな感じ。
人間の心理や性格が数値化できるようになったおかげで、より安全な生活を送れるようになった未来のお話です。
これがどういうことって言うとですね。例えば….

  • お客さんからクレームの電話。
  • でもそれってこちらが言ったことを守ってなかったから起きたこと。
  • なのにお客さんは「そんなこと聞いてない!お前のせいだ!」の一点張り。
  • あー、やってらんね、こんな理不尽なこと言うヤツ、死ねばいいのに…

なんて思っちゃうこと、たまにはありますよね(笑)
ちゃんと事情を聞けば、お客さんが言ったことを守らなかったせいで起きたことなわけですから、こちらに落ち度はありません。
でも「死ねばいいのに」とか思っただけで「犯罪係数」っていう数値が上昇して即逮捕されちゃったりする社会なんです。

数値が全てなのか?

これによって犯罪を未然に防ぐことが出来るから安全ということなんですが、ラスボス的なキャラがこれに異論を唱えます。
人間は自らの意志で選択・行動するからこそ、価値があり、魂を輝かせることができると考え、犯罪者の犯行に協力や助勢を行います。
当然こういう輩も出てきますよね。
確かにシステムが出した数値だけで、まだ犯罪を犯してもいない人を裁いていいのかと。
人の心理や性格を数値化するなんて、ある意味究極のタブーなような気がしますから。

具体的にできることが全てじゃない

人との関わりって実際に会って話して、具体的に言葉には出来ないけど、なんかこの人とは合うなとかっていう、曖昧な感覚で成り立ってる所もかなりありますよね。
いや、むしろそういうとこが人間関係の醍醐味なんじゃないでしょうか?
完全に同じゴールを目指してるわけではないけど、方向は同じ方を向いてるなーって感じっていうか。

PSYCHO-PASSを通して最近こんなことを考えてるわけです(笑)
こんな壮大なことを考えさせちゃうPSYCHO-PASSの総監督は踊る大捜査線の本広克行さん。
アニメーション制作は攻殻機動隊のProduction I.G
さすがです!

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